観光コミュニケーション研究所

観光を通じたコミュニケーションについて考えていきます。

観光コミュニケーションとは

観光コミュニケーションとは…。

これまで本やサイト記事を見てきて、語っている内容はそれぞれにあるのだが、「観光コミュニケーションとは〇〇である」と端的な表現にはまだお目にかかっていない。

 

私としては、「観光コミュニケーションとは観光に関わる 人、物、コト、の送受信である」___というのが現時点での捉え方である。

 

その上で、現在の関心は1. TA(Travel Agent)と2. インバウンド向けの日本語であり、他にも手をつけたい分野は色々ある。

 

「観光」というのはとにかく裾野が広くて、町の駄菓子屋さんで観光客が買い物をしたら、もう観光行動の一つになるのだろう。

 

今年は上の1と2を昨年以上に取組みを強化していく。

 

 

 

研修の機会

中小の旅行会社ではどのくらい研修の機会があるのだろう?

一般的に大手では、新入社員研修、2年目研修、役職研修など定期的に実施しているかと思うが、店舗に社員が一人二人という中小規模の会社の場合は、新入社員研修から始まるのだろうか。

社員研修の外注という方法もあるし、今時ならオンラインでの研修もアリだろう。

一度調べてみるのもいいかもしれないなぁ。


旅行会社の各社の離職率

今日は具体的な数値で旅行会社の離職率を見てみよう。


『たくみっく』というサイトにあった記事から、以下を抜粋してみる。

(大手5社については、表と説明文の順序に入れ替え有り)

ただ、記事内の記載に幾分疑問を感じる箇所があり、私なりの解釈により以下のように理解したいと思う。


(※1)商社系の情報通信業

→ 航空会社系の旅行

(※2)伊藤忠商事

ANA

(※3)商社系の情報通信業

→ 鉄道会社系の旅行業


*** 以下 抜粋 ***


https://takumick.com/travel-rishokuritsu

旅行会社の離職率(新卒3年以内)の目安! 各社を一覧化

旅行会社を辞めたい理由


前回に続き旅行会社の離職についての記事から。


社会人1年目、2年目、3年目の転職

というサイトの

旅行会社 辞めたい

公開日:2020/11/14  

最終更新日:2021/04/18

には、以下の理由がある。



【旅行会社を辞めたい理由】

・労働時間が長い割に給料が低い

・将来的にも給料が上がる見込みが薄い

・シフト制で休みが不規則、土日祝日は基本休めない

・残業が多く体力的にキツい

・ノルマがキツい

・人間関係が悪い

・お客様絡みのトラブルに疲れてしまった(クレーム対応含め)


ここでは前回の理由に加え、休み・休日、ノルマ、人間関係の問題が挙げられている。


ただ、シフト制や土日祝日の仕事というのは就職する前に把握できることではないかと思うので、それを理解したうえで入社したのではないのか?

後から持ち上がる話なのは不思議である。


また、人間関係というのも主観的要素が大きく、どちらか一方に非があるとも一概には言えないと考える。


となると、前回の仕事内容の部類に「ノルマ」という要素がプラスされることになるだろう。


売上げ目標があるからにはノルマの存在は致し方ない部分も認めざるを得ないが、程度問題だろう。

しかしここは、業務の効率化や職員のレベルアップにより改善の可能性はあると考える。


以上、本日はこれまで。

旅行会社の離職率&その理由

旅行会社は離職率が高い。
とは昔から言われている事だが、何故か?
その理由を先ずはネットから探してみることにした。

「旅行会社 離職率 退職理由」のキーワードでYahoo検索すると、14,600,000 という結果になった。

ザーッとタイトルとさわりの文章を眺めて、サイトを一つ取り上げ開いてみた。

その記事は…

『旅行会社を退職する理由やきっかけとは?経験を活かせる転職先は?』   2019.06.05

https://tsunagutabi.com/travel-agent-resignation-reason/) 


ツバサさんとおっしゃる方のこの記事では、以下の理由が挙げられている。

 

  • 希望の部署に配属されなかった
  • 残業が非常に多い
  • ルーティンワークに将来性がない
  • クレームが多い
  • 給料が上がらない


以上の五つである。

なるほど、まさに"あるある"だと思う。


さて上の五つは

1.仕事内容

2.労働環境

の2種類に区別されると見た。


個人的に便宜上、挙げられている理由を上から順に①〜⑤と付けさせていただくと

1.仕事内容→③、④

2.労働環境→①、②、⑤

という分類になるだろう。


これは一昨年の記事だが、私が旅行会社で働いていた10年以上前も大差はなかった。

これから暫くはこのテーマで幾つかのサイトを見てみようと思う。


以上、本日はこれまで。



従業員幸福度(EH)と従業員満足度(ES)

従業員幸福度(EH:Employee Happiness)という指標があることを最近知った。

従業員満足ES:Employee Satisfaction)は以前から聞いたことがあるが、幸福度というのはこれまでなかった。

違いを調べてみたら以下のようだ。

EH(従業員幸福度)とは

EHとは「Employee Happiness」の略で、従業員幸福度を指します。従業員の仕事における幸福度という、主観的な評価を数値化する取り組みです。

ES(従業員満足度)との違い

EHと似た「ES」という言葉があります。ESとは「Employee Satisfaction」の略で、従業員満足を指します。給与や労働時間などの待遇や、人間関係などの職場環境に対する評価を数値化します。

ESは待遇や職場環境といった労働環境の充実度EHは働く個人としての幸福度を図ります。この2つは一見相関関係がありそうに思えますが、実際は反比例することもあります。

例えば、仕事内容に辛さを感じていても、人間関係は良好であったり待遇が良かったりすると、EHは低くてもESは高くなる可能性があります。2つの指標をバランス良く検証し、周囲の環境も個人の内面も健全な状況を維持することが重要です。

EHの指標は「主観的幸福」と「客観的幸福」

「幸福学」という学問を築いた慶應義塾大学大学院の前野教授は、幸福度を図るための指標は2点あると述べています。

1点目は、個人の主観的な幸福度を客観的に測る「主観的幸福」です。2点目は、収入や健康、脳波などから測る「客観的幸福」です。現在は、「主観的幸福」の方が信頼性が高いといわれているようです。

(サイト記事:EH(従業員幸福度)とは?ES(従業員満足度)との違いやサービス事例を解説

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/ferret-plus.com/amp/8740%3Fusqp%3Dmq331AQRKAGYAd7y493e7fn3hAGwASA%253D

より

なるほど…。

旅行会社は正直、待遇に関して満足度は高いとは言えないだろうと思う。しかし幸福度は、もちろん人によるだろうが、必ずしも低いとは言えないのではないだろうか。

というのも、ネットで調べた中ではEHに関する旅行会社の調査結果を見つけることは出来なかったが、ブログや記事などに見られた記述には、やり甲斐や喜びを感じているものも見受けられたのである。


もし今、旅行会社で働いていて辞めたいと考えている人がEHもESも低いとしたら、EHを高めることで状態を改善出来るかもしれない。


それで従業員のモチベーションやパフォーマンスが向上し売上げUPとなれば、待遇面での改善に繋がる可能性がある。


人は変えられないが、自分は変えられる___とはよく言われるが、それと似たような事なのではないか。


辞めたいと思っている最中には、なかなかそうした事を考えられないかもしれない。

私も辞めようとしていた時には、辞める方向で物事を考え動いていた。

もし当時こうした情報があれば、もっと様々な視点で事態を見られたかもしれないと思う。そして違った選択になっていたかもしれない。


ともあれ、自分でEHを高める取組みをしてみる価値はありそうだ。

辞めるのはそれからでも遅くはないだろう。







243日前!

諸事情により暫くぶりに更新しようとしたら、前回の投稿は何と!

243日前…て…。


まぁ、時間とはそういうもので、事情がどうあれ誰のことも待ってはくれません。

マイケル・ジャクソンの曲にもあったっけ。

  "Time Waits for No One"  ってね。


済んだことは仕方ないので、また今日から続けます。


ということで、今考えているのはTAが抱える問題や課題を改めて把握してみよう、ということ。


それには直接TAの話を聞くのが一番、と。

なのでどこかのTAに会ってみようと計画中。


先ずは、そんな近況をアップしてみました。